しかし、2周目のコカコーラ・コーナーでマーデンボローはコースアウト。すぐにコースに戻るものの、佐々木、さらにその背後につけていた山下健太(ZENT TOM'S F312)にもかわされ3番手に。その背後には坪井翔(ZENT TOM'S F314)、千代勝正(B-MAX NDDP F3)と続き、序盤はB-MAX Racing Team with NDDPとTEAM TOM'Sの5台による僅差の接戦となった。
F3-Nも前日同様激しいレースが展開され、中盤以降はDRAGON(B-Max Racing F308)と片山義章(Petit LM Racing)のマッチレースに。片山は1コーナーでアウトから何度もDRAGONに仕掛けるが、「最後の3周で決めようと思っていた」片山が19周目の1コーナーで今度はインへ。見事DRAGONをかわし今季3勝目を飾った。3位には廣田築(アルビレックスF306TLM)が入っている。