帽子デザイナー平田暁夫の精神を継ぐ石田欧子の個展がパリから東京に

帽子デザイナー平田暁夫氏の長女で後継者の石田欧子氏による帽子展「LE COUP DU CHAPEAU -パリの後で-」が、東京・南青山のギャラリー5610で開催される。パリのGALERIE DE L'EUROPEで開催した初めての個展が東京に凱旋する形で、手作業で作られるオートモードの伝統と創造性を披露する。

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　世界的なモディスト（帽子デザイナー）として知られた平田暁夫氏の技術と精神を受け継いだ石田氏は、アーティスティックなオートモードのモディストとして約30年にわたり活躍してきた。「シンプルでフレキシブル・スマートで心地よい・コンパクトでアメージング」をコンセプトに、着用する人を輝かせる帽子を発表し続けている。
　ルーツであるパリを経て東京で開催する個展「LE COUP DU CHAPEAU -パリの後で-」では、平田氏の精神に石田氏の感性と美学が組み合わされた世界観が広がる。パリで得たインスピーレーションが活かされ、ヨーロッパ各地の貴重な素材や自由な表現にあふれた作品を公開し、新たなオートモードの世界と今に生きる帽子文化を提案する。
■石田欧子 帽子展「LE COUP DU CHAPEAU -パリの後で-」　会期：2016年6月3日～6月7日　時間：11：00～19：00（最終日は17：00まで　会場：ギャラリー5610　　　　東京都港区南青山5- 6-10 5610番館　　　　Tel 03-3407- 5610