2016年F1スペインGPの金曜プラクティスで、ハースF1のロマン・グロージャンは16位/13位、エステバン・グティエレスは17位/21位だった。
■ハースF1チーム
ロマン・グロージャン フリー走行1=16位/2=13位
簡単な一日ではなかった。路面温度が高かったためいろいろなことをうまく機能させるのが難しかった。冬のテストで得たデータを活用して、その時と何が違うのか、どの方向性でセットアップを作っていったのかを確認する。
マシンにはあまり満足できていないから、いくつかのことを元に戻すかもしれない。走行距離を稼げたのはよかったが、最後に行ったセットアップ変更が望んでいたほどよくなかったことは分かった。明日に向けてこの点を変えていき、マシンがいい状態になってくれればいいね。
エステバン・グティエレス フリー走行1=17位/2=21位
FP1では走行していてすごく苦労した。コンディションがよかっただけに予期してなかったことだ。天気がよく風も弱かったんだ。
タイヤからクリーンな感覚を得られると期待していたが、残念なことにミディアムタイヤではそれができなかった。
FP2では風によりさらに複雑な状況になった。風がマシンに大きな影響を及ぼしたんだ。その後は電気系のトラブルが発生し、コースに復帰することができなかった。
チームがマシンの問題を解決させてくれれば、僕の方は可能な限り速くドライブする準備はできている。これこそが自分が好きなことだからね。マシンをポイント圏内に入れられるよう、チームとして協力し合って作業を行っていく。
(トラブルが続いているが)そういう状況から抜け出したい。マシンを直すのは僕の仕事じゃない。チームが解決すべきことなんだ。僕は走るためにここに来ているんだ。
(トラブルに阻まれてろくに走れないことで)外から見ると僕がすごくだめなドライバーに見える。いい気持ちじゃないね。
チームの中ですごくいい仕事をしているのに、外部からはそれは分からない。悔しいよ。
僕は自分の速さを示したい。今までずっと速かったんだ。自分にふさわしいマシンに乗り、しっかりリザルトを残したい。
自分のことは心配してない。僕自身はすごく好調だ。プレッシャーは僕でなく、責任あるチームの人たちにかかっている。