コミュニケーションのツールとして欠かせない存在となっているSNS。プライベートの友人だけでなく、職場の同僚ともつながっている人は、特に日頃の投稿内容には気を付けた方が良さそうだ。
見積もりサイト「ズバット引越し比較」を運営するウェブクルーが、5月12日に全国の10~40代の男女1000人を対象に行った調査によると、会社の同僚がSNSに投稿する内容は、かなり「ウザい」と思われる傾向にあるという。
仕事できるアピールは逆効果?「そんな暇あったら仕事しろ」
「会社の同僚がSNSに投稿していたら一番不快に思うもの」を聞いたところ、「仕事にまつわるネガティブな投稿」と答えた人が20%を占めてトップに。理由は、以下のような声があがっている。
「同じ職場の仕事仲間に対して、仕事のことを愚痴っているのは士気に関わるので不愉快」(30代女性)
「他人のミスなどを事細かに投稿している人がいて不愉快になった経験があるから」(20代女性)
僅差の2位となったのは、「仕事の充実をアピールする投稿」の19%。コメントの内容は、ネガティブ投稿よりも手厳しいものが多かった。
「自分が仕事できる事をアピールしている暇があったら、仕事に時間を費やしてほしい」(40代男性)
「わざわざSNSに挙げなくても、成果を
残していれば、自然と周りの人の注目が集まる。こういった行為は逆効果なのをわかっていないことに腹がたつ」(20代男性)
3位は「忙しさをアピールする投稿」で15%。もしどうしてもこうした投稿をしたければ、同僚には見えないように公開範囲を設定した方が良さそうだ。
職場の人と交換するのはやっぱりLINE
なお、あまり不快に思われない投稿内容は「料理の写真の投稿」(2%)や「仕事にまつわる最新動向・勉強の投稿」(5%)。仕事関連でも、スキルアップを目指すものであれば許されるということのようだ。
また、「職場の人と最初に交換するSNSのアカウント」を聞いたところ、LINEが74%で断トツだった。多くの人がアカウントを持っているため、「『LINE持ってる?』と聞かれる」(30代女性)ことが多いようだ。IDだけで連絡先を交換できるため「個人情報が少ないから」(20代男性)という理由もあがった。
2位はフェイスブックで9%。「実名登録なので安心して交換できる」(30代女性)という利点がある一方で、「知り合い候補に出てきたらしく、どんどん社内で広まっていった」(40代女性)という声も。連絡には便利だが個人情報を明かしたくないという気持ちが、LINEの利用につながっていそうだ。
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