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三越伊勢丹が京都府と伝統工芸品を共同開発 2017年1月に発表

2016年05月13日 16:32  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

イメージヴィジュアル Image by: 三越伊勢丹ホールディングス
三越伊勢丹ホールディングス(以下、三越伊勢丹)が京都府と協業し、ものづくり事業を立ち上げる。京都府内で活躍する伝統工芸の若手職人と三越伊勢丹の商品部責任者及びバイヤーが共同で商品を開発し、2017年1月をめどに披露する計画だ。

三越伊勢丹が京都府と商品開発の画像を拡大

 今回の協業は、ライフスタイルの変化などにより市場が縮小している京都の伝統産業の窮状を打破するため、三越伊勢丹が持つノウハウと融合させることで広く市場展開を図るという。5月12日から31日までの期間で、京都府内で伝統産業に従事する企業・職人を対象に参画事業者を募集。商品は、三越伊勢丹の基幹三店である伊勢丹新宿本店、三越日本橋本店、三越銀座店のいずれかの店舗で披露する。
 三越伊勢丹は企業メッセージ「this is japan.」を掲げ、日本の伝統や文化、美意識を再構築し、自主企画商品を開発する「仕入構造改革」を推進するなど、新たな価値の発信に取り組んでいる。2016年度の組織改正では、モノを選ぶセレクトバイヤーと商品企画・開発を行うモノづくりバイヤーに分けるなど、ものづくりに特化した体制を整えた。