マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソが、母国スペインGPではここまでの4戦以上にいいパフォーマンスを発揮できることを期待していると語った。
前戦ロシアGPでアロンソは6位、ジェンソン・バトンは10位と、チームは今年初のダブル入賞を成し遂げた。
■「この2戦には期待できる」。ホンダの飛躍も間近
Formula1.comのインタビューにおいて、「雰囲気が明るいがそれはロシアで今季初ポイントを獲得したからか、母国グランプリだからか」と聞かれ、「両方だ」とアロンソは答えた。
「ホームレースだから家族も友人も来ている。いい結果を出したいね。ソチのレースによって希望を持つことができた」
ホンダが向上しているのは感じられるが、トップチームと戦えるようになるのはいつごろだろうか、という問いに対してアロンソは「もうすぐだよ!」と断言している。
「どんどんよくなってきているし、力をつけてきている。ただ、まだ少しパワーが足りない。バルセロナやモナコのように、パワーがさほど重要でないサーキットは、これまで以上の力を発揮するチャンスだと思う。そう期待しているんだ」
「だからこれからの2戦は僕らにとってはかなり重要だ。ようやく予選Q3が見えてきた。このプロジェクトがスタートして以来初めてのことだ。何度かあと一歩のところまで行っているので、こことモナコでは実現することを願っている」
「今後はポイント獲得は当然の目標にすべきだ。入賞できなかったら驚くようでなければね(笑)」
■空力アップデートの効果に期待
スペインに導入するアップデートについて、アロンソは次のように説明した。
「すべて空力的なものだ。フロントウイング、リヤウイング、フロアに関するものだ。すべてテストしてどれを実際に導入するのかを決める。明日(金曜)と土曜朝に嬉しい驚きが見られるといいね」