富士重工業株式会社は12日、臨時取締役会を開催。このなかで2017年4月1日から社名を『株式会社SUBARU』へ変更することを決議。6月に行われる定期株主総会で承認された場合、社名変更を実施するという。
スバルブランドでインプレッサやレガシィ、BRZなどを製造・販売している富士重工業。現在、日本以外にも世界90カ国でスバルブランドを展開しており、17年3月には同社としては初めて年間販売台数100万台超えを見込んでいるという。
その富士重工業は1917年に創立された飛行機研究所(のちの中島飛行機株式会社)を源流としており、来年で創立100周年を迎える。同社はこの節目のタイミングで社名とブランド名を統一することとなる。
社名を変更する目的について、同社は「スバルブランドを磨く取り組みを加速させ、スバルを自動車と航空宇宙事業における魅力あるグローバルブランドとして成長させること」と説明している。