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冨田勲の新作『ドクター・コッペリウス』、追悼公演として11月上演

2016年05月12日 13:20  CINRA.NET

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冨田勲の追悼公演『ドクター・コッペリウス』が11月11日と12日に東京・渋谷のBunkamuraオーチャードホールで上演される。

同公演は、当初『冨田勲 生誕85周年記念 新作世界初演 冨田勲×初音ミク「ドクター・コッペリウス」』として上演予定だったもの。5月5日に冨田が逝去したことを受けて企画趣旨を再検討し、遺族の意向もふまえながらタイトルを『冨田勲 追悼特別公演 冨田勲×初音ミク「ドクター・コッペリウス」』に変更することとなった。

『ドクター・コッペリウス』は冨田が亡くなる直前まで創作活動に取り組んでいた新作。冨田が敬愛していた「日本ロケット工学の父」と呼ばれる科学者で、60歳の時にバレエを始めた故・糸川英夫の「いつかフォログラフィーとバレエを踊りたい」という夢を舞台上で実現させる試みとなる。前作『イーハトーヴ交響曲』に続き、初音ミクを開発したクリプトン・フューチャー・メディアが全面協力し、音楽とバレエ、映像が融合した舞台作品を作り上げる。

チケットの先着先行予約は5月15日まで受付中。また同日まで企画変更に伴うチケットの払い戻しも受け付けている。詳細は公演のオフィシャルサイトをチェックしよう。