マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソが、スペインGPのカタロニア-バルセロナ・サーキットでチームは苦労するだろうが、母国のファンの前で予選Q3進出を目指すと語った。
今季パフォーマンスが向上し、ロシアGPではダブル入賞を達成したマクラーレン・ホンダだが、まだ予選Q3への進出は果たせていない。
「序盤数戦はいろいろな出来事があったが、ロシアではいい結果を出したので、ホームグランプリのバルセロナで、母国のファンの前で戦うのが楽しみだ」とアロンソ。
「サーキットごとにパッケージについて多くのことを学んでいる。ここでテストをしてたくさんのデータを持っているので、それを利用して、コースの特性とそれに対して僕らのマシンがどう反応するかを理解することができる」
「予選パフォーマンスの改善を常に目指している。それによって決勝で最大限のチャンスを得たい。Q3進出はこのサーキットでは簡単ではないけれど、スペインのファンが応援してくれているから、困難でもQ3を目指すつもりだ」
いいグリッドからスタート後の混乱を避けて、「中団の上位」で戦いたいとアロンソは語った。
「バロセロナはオーバーテイクが難しいことで知られている。だからいいスタートを切って、1周目にアクシデントに巻き込まれないことが重要だ。その後は戦略をうまく実行し、タイヤウエアを管理し、正しいタイミングでパフォーマンスを最大限に活用していく」
「高速のサーキットだから、マシンとドライバーに対する要求は高い。平均スピードが高いコースなので、パワーユニットにも負荷がかかる」
「当然信頼性が何よりも重要だが、シャシーのアップグレードを金曜にテストをし、そうしていくことで一戦一戦前進して中団の中での上位争いをし続けられることを期待している」