仏ルイ・ヴィトンのアート施設、13色の"ガラスの帆"が建物彩る

LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトングループのアート複合文化施設「フォンダシオン ルイ･ヴィトン」で、ストライプ柄の作品で知られる現代アーティスト ダニエル･ビュラン（Daniel Buren）による期間限定のアート作品「Observatory of Light （光の観測所）」が5月11日から展示される。

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　「フォンダシオン ルイ･ヴィトン」は、現代アートの新たな発信地としてパリ・ブローニュの森の北部にあるアクリマタシオン庭園の一角に2014年10月にオープン。設計はフランク･ゲーリー（Frank Gehry）が手がけた。今回の展示では、フォンダシオン ルイ･ヴィトンの外観の特徴である3,600枚ものガラスで構成された12枚の「帆」に白と透明のストライプが入ったパネルを等間隔に配置。13の色彩は季節の移ろいに合わせ常に変化する色彩のフォルムを形づくり、「帆」の内側、外側両面から建物全体を彩る。　展示を記念して、ダニエル・ビュランの1970年代から今日までに制作された作品をまとめたカタログを出版するほか、インスタレーション期間中にはオリジナルパフォーマンスが行われる3つのキャンプ「Buren Cirque:"3 times a Hut"」が設置されたり、子供向けのワークショップなどのイベントが開催される。入場料は14ユーロで公式ウェブサイトから予約が可能。
■ 「Observatory of Light（光の観測所）」開館日/開館時間：月･水･木曜日 11:00 - 20:00 / 金曜日 11:00 - 23:00 / 土･日曜日 10:00 - 20:00休館日：毎週火曜日*シーズンにより異なる場合あり住所：8 avenue du Mahatma Gandhi – Bois de Boulogne – 75116 Parisチケットの予約：www.fondationlouisvuitton.fr
■BurenCirque: "3 times a Hut"日時：6月2日～4日 21:00~■子どものためのワークショップ期間：5月28日～8月28日、毎週土曜日と日曜日時間：14:30–17:00