インディカーのCEO、マーク・マイルスは10月に北京でエキシビション戦を開催するべく、中国側と協議を進めていることを明かした。
インディカーとインディアナポリスモータースピードウェイのCEOを兼任するミルズは、シリーズの新たな可能性を探るべく、西半球以外の地域で年に3戦ほどエキシビションを開催したいと望んでいる。
「何カ月も前から、北京の豊台区で選手権に含まれない特別戦を開催するべく、話し合いを行っている」とミルズ。
「開催時期はシリーズ最終戦を終えた10月頃を想定している。ただ、現時点では最終的な合意には至っておらず、スケジュールに加えるまでに解決しなくてはならない重要な問題も残っている」
「我々は中国側が、これだけ開催を望んでくれていることに喜びを覚えているんだ。私の夢が現実味を帯びてきたわけだからね。この件に関しては、6月初旬には新たな情報を公開できるはずだ」
また、ミルズは開催を断念したボストン市街地戦の代替レースに関しても、新しいアナウンスができるとの自信を示した。代替レースは、9月4日決勝としてワトキンスグレンかゲートウェイ・インターナショナル・レースウェイで開催されるとみられている。