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井口卓人と山内英輝、チームマッハが熊本の被災地で炊き出し

2016年05月09日 17:41  AUTOSPORT web

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井口卓人&山内英輝
5月8日、レーシングドライバーの井口卓人と山内英輝が、一般社団法人Wheels、日本環境テクノ、CHOOSE Nano Tech、井口の事務所およびファンクラブの協賛のもと、熊本地震の被災地である熊本県・御船町で炊き出しを実施した。御船町スポーツセンターで井口の母親らが前夜から準備しただご汁(だんご汁)を振る舞い、カップ飯やドリンク、ジェリーズポップコーンなどを配った。

 12時開始予定の炊き出しは、11時ごろから行列ができたこともあり、予定を45分ほど繰り上げ11時15分にスタート。アッと言う間に長い行列となり、1時間半ほどで用意した1,000食を超える食品と飲料はほぼなくなった。
 だご汁は熊本のソウルフードのひとつで、汁物で温かく野菜もたっぷり摂れるということで地元の被災者には大好評だった。

 午前中に現場に入った井口と山内は、先頭に立ってだご汁を配り、ファンとの記念写真やサインにも応じていた。
「これまでの自然災害では何もできませんでしたが、僕の地元(福岡・柳川)もこの地震で大きく揺れたそうです」と井口。
「実際に現場に来てみると、益城の被害はテレビで見る以上でしたし、他所からでは分からない温度差を感じました。これで少しでも元気づけられればうれしいです」

 また、隣の御船中学校では玉中哲二率いるチームマッハが、7~8日に炊き出しを行い、こちらにも長い行列ができた。チームマッハも震災直後から被災地支援を行い、4月23~24日には御船の高木中学校でも炊き出しを行っている。