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データの根源的な可能性に迫る涌井智仁展、キュレーターはChim↑Pom

2016年05月09日 10:01  CINRA.NET

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涌井智仁展『Long,Long,Long』ビジュアル
涌井智仁の個展『Long,Long,Long』が、5月7日から東京・高円寺のGarterで開催される。

涌井智仁はジャンクパーツやオーディオなどをプログラミングによって結合させ、テクノロジーの原始的な可能性を表現する作品を発表している1990年生まれのアーティスト。これまでにChim↑Pomの卯城竜太が講師を務める美学校の現代美術セミナーの受講生らによるアーティスト集団「天才ハイスクール!!!!」のメンバーとして様々な展覧会に参加したほか、舞台・映像作品の音楽などを制作している。

The Beatlesの曲名をタイトルに冠した『Long,Long,Long』では、展示作品が全て「オープンソース化されるプログラム」「涌井という作家によって制作された映像作品」「映像を流す為のデバイス」「電波となって宇宙を漂うデータ」の4つに分類できるように構成される。「そもそもデータとは何なのか?」という問いをモチーフに、データの根源的な可能性に迫る内容になるという。キュレーターはChim↑Pomが務める。

5月7日にはオープニングパーティーを開催。5月21日には涌井と上妻世海によるトークイベント『人類がいなくなった後の表現』が行なわれる。