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スピルバーグ最新作『The BFG』9月公開へ 『チャーリーとチョコレート工場』原作者の小説を映画化

2016年05月09日 07:01  リアルサウンド

リアルサウンド

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スティーブン・スピルバーグ最新作『The BFG』(原題)が、邦題『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』として9月に公開されることが決定した。


参考:スピルバーグ監督の新たな到達点 『ブリッジ・オブ・スパイ』に宿る信念を読む


 すでに本年度カンヌ国際映画祭(現地時間:5月14日)でのワールド・プレミア上映が決定している本作は、『チャーリーとチョコレート工場』の原作者ロアルド・ダールの小説「オ・ヤサシ巨人BFG」を、スティーブン・スピルバーグが映画化したファンタジーアドベンチャー。ロンドンを舞台に、児童養護施設に暮らす好奇心旺盛な少女・ソフィーと、子どもたちに夢を届けるやさしい巨人、BFG(ビッグ・フレンドリー・ジャイアント)の心温まる友情を描いていく。


 制作スタッフには、『インディ・ジョーンズ』や『スター・ウォーズ』など、過去のスピルバーグ作品に関わってきたスタッフが参加している。製作はフランク・マーシャル、製作総指揮はキャスリーン・ケネディ、脚本は本作が遺作となった『E.T.』のメリッサ・マシスンが務めている。さらに、撮影はアカデミー賞受賞歴を持つヤヌス・カミンスキーが務め、編集はマイケル・カーン、音楽は名匠ジョン・ウィリアムズがそれぞれ担当している。


 また、邦題とあわせて公開されたポスタービジュアルには、足元だけのBFGと彼を見上げるソフィーの姿が描かれている。やさしい巨人BFG役は、スピルバーグ監督作『ブリッジ・オブ・スパイ』で第88回アカデミー助演男優賞に輝いたマーク・ライランスが演じており、ソフィー役には、オーディションでこの役を射止めた新鋭女優、ルビー・バーンヒルが抜擢された。(リアルサウンド編集部)