2016年05月08日 23:51 リアルサウンド
上川隆也が主演を務める『連続ドラマW 沈まぬ太陽』の第2部キャストが発表された。
参考:松本潤『99.9』と木村拓哉『HERO』、弁護士スタンスの違い 窃盗事件を扱った第3話の狙いは?
『連続ドラマW 沈まぬ太陽』は、山崎豊子の同名小説を初めて連続ドラマ化したもの。未曽有の航空機墜落事故という悲劇の裏で、信念を貫きながら、巨大組織で生きる者たちを描く。上川隆也をはじめ、夏川結衣、檀れい、板尾創路、小泉孝太郎、草刈民代、若村麻由美、古谷一行、國村隼、渡部篤郎らが、現在放送中の第1部に出演する。
このたび発表された第2部キャストは、長塚京三、陣内孝則、高嶋政伸、石丸幹二、佐野史郎、升毅、平幹二朗、橋爪功の8名。空の安全を軽視した国民航空が、大型旅客機の墜落事故を引き起こすところからスタートする第2部では、上川演じる恩地元が遺族係から会長室部長になり、組織にはびこる不正の数々を調査しながら会社の再生を信じて奔走するも、常務にまで上り詰めた渡部演じる行天がその前に立ちはだかる模様が描かれる。
国民航空を建て直すために会長職に就任し、恩地を会長室部長に抜擢する国見正之役の長塚京三からはコメントが寄せられている。なお、その他のキャストの役柄は、随時発表される予定だ。
【長塚京三(国見正之役)コメント】
■これまでも多くのWOWOWの作品に出演されていますが、本作に決まった際のお気持ちは?
ドラマWも大河ドラマのようになったなと思いました。だって随分前ですよ、国見役のオファーを戴いたのは。恩地の前に、まるで「救世主」のように現れるのはいいが、その分、視聴覚的な実在感が微妙で、とても悩ましい準備期間を過ごしました。ま、案ずるより産むが易し、ですが。
■ご覧になる方へのメッセージ
なん人(びと)も所詮、欲で動く者のバワーには適わないのだろうか。 国見という役を通して、正義を貫くことの空しさ、索莫とした非達成感、といったものを感じ取って戴けたら幸いです。
(リアルサウンド編集部)