MotoGP第5戦フランスGP、MotoGPクラスは、フランスのル・マン、ブガッティサーキットで2日目の予選を行い、ホルヘ・ロレンソ(モビスター・ヤマハ・MotoGP)が1分31秒975でポールポジションを獲得した。
MotoGPクラスの3回のフリー走行でトップに立ったのはアンドレア・イアンノーネ(ドゥカティ・チーム)。総合11番手以下のライダーによって争われるQ1で上位につけたアレイシ・エスパロガロ(チーム・スズキ・エクスター)とダニロ・ペトルッチ(オクト・プラマック・ヤクニック)のふたりを加えた12名のライダーによって、Q2は争われた。
ロレンソはQ2の1回目のアタックで1分32秒437を記録してリーダーボードのトップに立つ。2回目のアタックで1分32秒236とタイムを短縮したロレンソは、最後のアタックで1分31秒975を記録。このタイムはポールレコードを更新し、ル・マンのMotoGPクラスで初めて分31秒台を記録して、開幕戦カタール以来、今シーズン2度目となるポールポジションを獲得した。
2番手に2回目のアタックで1分32秒416を記録したマルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)が続き、3番手に1分32秒469でイアンノーネが続いた。イアンノーネは2回目のアタックのコースイン1周目に12コーナーで転倒、走ってピットに戻り、マシンを乗り換えてアタックを続行したが、セッション終盤にタイムを更新することができず、1回目のアタックで記録した1分32秒469がベストとなった。
4番手に1分32秒502でポル・エスパロガロ(モンスター・ヤマハ・テック3)が続き、ワークス勢に割って入り、サテライト勢のトップに立った。5番手に1分32秒587でアンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ・チーム)、6番手に1分32秒820でブラドリー・スミス(モンスター・ヤマハ・テック3)が続き、バレンティーノ・ロッシ(モビスター・ヤマハ・MotoGP)は1分32秒829で7番手に。
フリー走行総合5番手でQ2に臨んだマーベリック・ビニャーレス(チーム・スズキ・エクスター)は1分32秒933で8番手に終わった。9番手に1分32秒963でカル・クロッチロウ(LCRホンダ)、10番手に1分33秒102でペトルッチが続いた。ペトルッチはQ1で2番手となりQ2に進出。ジャンプアップを図ったが、Q2のセッション終盤に転倒を喫してしまった。
ダニ・ペドロサ(レプソル・ホンダ・チーム)は2回目のアタック中に4コーナーで転倒、マシンを乗り換えてアタックを続行したが、タイム短縮らず、1回目に記録した1分33秒109で11番手となった。Q1トップでQ2に進んだアレイシ・エスパロガロは1分33秒115で12番手。
以下、Q1のタイム順に、エクトル・バルベラ(アビンティアレーシング)が1分33秒291で13番手、スコット・レディング(オクト・プラマック・ヤクニック)が1分33秒310で14番手、ヨニー・エルナンデス(アスパー・チーム・MotoGP)が1分33秒360で15番手。
16番手に1分33秒452でユージン・ラバティ(アスパー・チーム・MotoGP)、17番手に1分34秒003でステファン・ブラドル(アプリリアレーシング・チーム・グレシーニ)、18番手に1分34秒049でジャック・ミラー(エストレージャ・ガルシア・0.0・マ-ク・VDS)、19番手に1分34秒333でアルバロ・バウティスタ(アプリリアレーシング・チーム・グレシーニ)、20番手に1分34秒348でティト・ラバット(エストレージャ・ガルシア・0.0・マ-ク・VDS)、21番手に1分34秒455でロリス・バズ(アビンティアレーシング)の順となった。
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