特集上映では、フランスがフォーカスされるのが話題だ。「フランスアニメーション:ミラー・エフェクト」とタイトルし、フランスのアニメーションと世界の関わりについて掘り下げる。上映作品は1908年のエミール・コールによる『ファンタスマゴリー』、1932年ベルトルト・バルトーシュ の『The Idea』から2015年の『The Long Long Holiday』まで、13本の映画と5つのドキュメンタリーから構成される。さらにフランスのアニメーションをテーマにしたパネルディスカッションも用意される。
映画祭の会場となるアヌシーはフランスの都市だが、アヌシーがフランス特集を組むのは50年を越える歴史の中でも初めてだという。自らの眼で世界との関わりを探る興味深いものになりそうだ。このほか映画祭では広告におけるアニメーション特集もあり、こちらも面白いテーマだ。