アウディジャパンは5月6日、前代表取締役社長を務めていた大喜多寛さんが4月25日、亡くなったと発表した。56歳だった。
大喜多さんは広島県出身で、大学卒業後、東洋工業、BMWジャパンを経て、2006年にアウディジャパンに入社。営業担当取締役などを歴任し、2010年9月に代表取締役社長に就任した。
在任中、製品ラインアップと販売店ネットワークを積極的に拡充し、2014年には過去最高の31,400台の販売を達成するなど、近年のアウディブランドの日本での成長の原動力となった。モータースポーツ界でも、スーパーGTやスーパー耐久に参戦するアウディカスタマーチームをサポート。サーキットも頻繁に訪れていた。
心からの哀悼の意を表します。