過去100年で最大のダイヤがサザビーズオークションに出品、推定75億円

世界最古のオークションハウス「サザビーズ（Sotheby's）」で、過去100年間で最大のダイヤモンドがオークションにかけられる。透明度が高く観賞用の宝石として使われるジェムクオリティの1,109カラットの原石で、サイズはテニスボール大の縦66.4、横55、高さ42ミリ。オークションは、6月29日にロンドンで開催される。

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　ボツワナ共和国で発掘されたダイヤは、ツワナ語で「私たちの光」を意味する「Lesedi La Rona」と名付けられた。1905年に南アフリカのプレトリアで発見された3,106カラットの「Cullinan Diamond」に次ぐ大きさで、推定価格は7000万ドル（日本円：約75億円）。「Cullinan Diamond」は発見後、英国王エドワード7世に贈られ、9つにカットされた。最も大きいものは英国女王エリザベス2世の王笏に、残りの8つは英王室の王冠に使用されているという。「Lesedi La Rona」についてサザビーズは、カラット数では「Cullinan Diamond」に劣るが、カット・研磨後のダイヤモンドの中で過去最大・最高品質の品物になり得る可能性があると発表している。