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シャネルがキューバで初のショー開催 ゲバラ帽や南国モチーフがランウェイに

2016年05月06日 17:12  Fashionsnap.com

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「シャネル」2016-17年クルーズコレクションのフィナーレ Image by: CHANEL
「シャネル(CHANEL)」が5月3日、キューバ共和国の首都ハバナで初のランウェイショーを開催し、2016-17年クルーズコレクションを発表した。

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 ショーの会場となったのは、1928年にフランス人造園設計士によって作られ、ライオンのブロンズ像が立ち並ぶプラド通りの遊歩道。デザイナーのカール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)が「キューバの正装」と呼ぶ、肩章付きの伝統的なシャツ「グアヤベラ」を基調にコレクションを構成したという。ショー前半にはネックラインを強調したマスキュリンなモノトーンのジャケットやドレスを発表。中盤から後半にかけては「キャディラック」などのクラシックカーや南国の植物をモチーフにしたプリントや、チェ・ゲバラ風のベレー帽など、キューバから着想を得たアイテムが旧市街をイメージさせる鮮やかなカラーでランウェイに登場した。
 ショーとパーティーには、ティルダ・スウィントン(Tilda Swinton)をはじめ、キャロリーヌ・ドゥ・メグレ(Caroline De Maigret)、ヴァネッサ・パラディ(Vanessa Paradis)、ジゼル・ブンチェン(Gisele Bündchen)といった著名人を含め約600人のゲストが出席。「シャネル」はキューバのフランス文化月間の一環として、カール・ラガーフェルドによる写真展「Obra en Proceso / Work in Progress」を4月28日から5月12日までの期間、ファクトリア ハバナで開催している。
【全ルック】「シャネル」2016-17年クルーズコレクション