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木村カエラ、岸田繁とのタッグで『バースデーカード』主題歌担当へ 橋本愛「本当にいい曲。大好きです」

2016年05月06日 06:01  リアルサウンド

リアルサウンド

『バースデーカード』(c)2016「バースデーカード」製作委員会

 橋本愛が主演を務める映画『バースデーカード』の主題歌を木村カエラが担当することが決定し、あわせて映画の特報が公開された。


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 本作は、毎年誕生日に亡き母から届く“バースデーカード”を通して、娘の紀子が成長していく模様を描いた人間ドラマ。橋本愛が17歳から25歳の紀子を演じるほか、宮崎あおい、ユースケ・サンタマリア、須賀健太、中村蒼らが出演する。


 このたび主題歌に決定したのは、木村カエラの「向日葵」。木村にとって、2010年の『チェブラーシカ』以来、6年ぶりの映画主題歌となる「向日葵」は、木村が脚本を読み込み、オールラッシュを観て本作のために書き下ろした新曲で、作曲はくるりの岸田繁が手がけている。


 木村が唄う主題歌「向日葵」が使用された特報では、橋本演じる娘・紀子と宮崎演じる母・芳恵の姿や、芳恵が紀子に送る様々な“バースデーカード”が映し出されている。


 主題歌決定に際し、木村、岸田、橋本、吉田監督からはコメントが寄せられている。


■木村カエラ コメント
私は 18 歳の時、親も一人の人間だったんだ。と気づいた時がありました。
それまでは、母親はどんな時でもお母さんだったのに、
強いところも弱いところもある、私と同じ人間なんだと。
映画の中で橋本愛さん演じる娘の紀子が、宮崎あおいさん演じる紀子の母親が、
一人の人間として日々と葛藤し、弱さと闘う姿を見せるシーンがあります。
紀子が成長したことを感じ、そして母親が紀子へ残したかったものがそこには
しっかりと存在する...とても大好きなシーンです。
今回、映画を拝見して書き下ろした主題歌には「向日葵」と名前をつけました。
「向日葵」の花言葉は【あなただけをみつめている】。
母親にとって子供は太陽。
雲で隠れ、その輝きを無くしてしまわないように、いつもどんな時もその光だけを見つめている母親の 姿と、太陽の方向を見て咲くひまわりとを重ね歌詞を綴りました。
くるりの岸田さんが作曲した温かくも切ないメロディーは、私の書く言葉をとても素敵な世界へ連れて いってくれました。
吉田監督とキャストのみなさんが作られた、このすばらしい作品に参加できてとても光栄です。


■岸田繁 コメント
カエラの歌は、自分にとってのインスピレーション。
彼女のために曲を書くということは、とても自然なことなんです。


■橋本愛 コメント
カエラさんとくるりの岸田さんという敬愛するお二人の共同製作と聞いて、
それだけで大興奮! でしたし、物語の終わりに流れる音楽というのは、
映画において本当に重大な意味や影響があると思っているので、
今回この向日葵という曲に、間違いなく映画の格を底上げしていただいたと思っています。
本当にいい曲。大好きです。
ありがとうございました!


■吉田康弘監督 コメント
ラストシーンの最中に流れ始める、存在感のある主題歌が欲しいとリクエストしました。
細かいパスは我々の方で繋いでいくので、最後にドーンッと思いっきりシュートを打ち込んで下さい。
そうお願いして、この曲をあげて頂きました。
シンプルで力強い曲です。優しくて暖かくて切ない唄声です。
それでいて、幸せが溢れているのです。
だから僕は、初めてこの主題歌を聞いたとき、泣きそうになりました。


(リアルサウンド編集部)