5月5日、レッドブル・レーシングはF1スペインGPからの新しいドライバーラインアップを発表した。マックス・フェルスタッペンがトロロッソから昇格して、ダニエル・リカルドのチームメイトとなる。
ダニール・クビアトは再びトロロッソへ加入して、カルロス・サインツJr.とともに戦うことになる。
レッドブル・チーム代表のクリスチャン・ホーナーは「マックスは、すばらしい才能を証明してきた。彼がトロロッソで見せたパフォーマンスは、とても印象的なものだ。彼をレッドブルに迎えられることを、うれしく思う」と、コメント。
今回のトレードについて「我々は4人のドライバーと長期契約を結んでいる。レッドブルとトロロッソ、ふたつのチーム間での移動はフレキシブルに行っていく」と語った。
レッドブルから降格となったクビアトに対しては「ダニーはトロロッソで、ひきつづき彼の実力を証明するチャンスがある」と言及している。
クビアトはロシアGPのスタート直後にセバスチャン・ベッテルと2度にわたって接触、ストップ&ゴーのペナルティを受けた。レッドブルのホーナー代表は、レース後に「クビアトはミスを認めて、謝罪した」と語っていたが、その後このような決定が下されることになった。
フェルスタッペンはF1デビュー時に、レッドブル・グループと3年契約を締結したと言われており、少なくとも2017年シーズン末までは同陣営でドライブする見込みだ。