2016年F1ロシア決勝で、フォース・インディアのニコ・ヒュルケンベルグはリタイア、セルジオ・ペレスは9位だった。
■サハラ・フォース・インディアF1チーム
ニコ・ヒュルケンベルグ 決勝=リタイア
こんな形で週末を終えることになり、強い苛立ちを感じる。ターン2で後ろから大きな衝撃を感じた。エステバン(・グティエレス)がブレーキングを遅らせすぎて、僕にヒットしたんだ。それで僕はスピンしてしまった。他の数台にもヒットされ、大きなダメージを負い、レースを続けられなくなった。
すごくがっかりしている。僕にとって100戦目の週末をこんな風に祝いたくはなかった。
すぐにでも運が向いてくることを願うよ。このごろすごくついてないんだ。スペインではいくつかアップグレードを入れる予定だから、次こそ自分たちにふさわしい結果を出し、ポイントを獲得したい。
セルジオ・ペレス 決勝=9位
僕にとって今年初ポイントを獲得できたので嬉しいけれど、1周目のパンクがなければもっとずっといい結果を出せていたと思う。
ベストのスタートはできなかったが、ターン2までいいラインを見つけ、コーナー出口で(ダニエル・)リカルドと(セバスチャン・)ベッテルの前に出た。そしたらタイヤがパンクしているのに気付いた。それで後方に順位を落とした。
その後は挽回に努め、(ロマン・)グロージャンのすぐ後ろの9位まで上がった。僕のマシンの方が速かったし、タイヤもフレッシュだった。それでも彼はとてもトラクションがよくて、仕掛けられるほど近づくことはできなかった。
もっとポイントを取りたかったから残念だ。今日はひとつもミスはしなかった。ただ不運だったんだ。
それでも今週末、ポジティブな要素をいくつか見つけることができた。予選でのすごいパフォーマンスと強力なレースペースだ。マシンは向上している。今後いくつかアップグレードを予定しているから、バルセロナに向けて前向きに考えている。