2016年F1ロシアGP決勝で、マノーのパスカル・ウェーレインは18位、リオ・ハリアントはリタイアだった。
■マノー・レーシングMRT
パスカル・ウェーレイン 決勝=18位
残念な結果だ。スタートはうまくいき、1、2コーナーのアクシデントを避けることができた。ファーストスティントはすごく好調だったんだ。ザウバー勢といいバトルができた。
でも最初のピットストップの後、彼らが僕の前に出た。何とかオーバーテイクしようと頑張ったけど、どうしてもできなかった。さらに彼らの後ろを走っていたことでタイヤもだめにしてしまって、またピットストップをしなければならなかった。2回目のピットストップでは左リヤに問題が起きて、かなり遅れを取った。でもいずれにしてもその時点で18位が精いっぱいだったと思っている。
次のヨーロッパラウンドに集中し、どこを改善できるのかを見ていく。ハードワークを続け、いい形でシーズン序盤戦を過ごさせてくれたチームに感謝する。
リオ・ハリアント 決勝=リタイア
今日はついてなかった。本当にがっかりしている。すごくいいスタートを切っていただけにね。今シーズンベストのスタートだったと思う。
いくつかポジションを上げたが、ターン2でたくさんのマシンがバトルしていて、(ニコ・)ヒュルケンベルグのフォース・インディアがスピンした。僕は行き場がなくて接触した。
マシンのサイドに当てられ、大きなダメージを負った。そのためにマシンを止めるしかなくなった。
今週末は順調だったからこそ、こんな形で締めくくらなければならなくてがっかりしている。でもいい面に目を向けていきたい。僕らの競争力は向上していると思う。次のバルセロナでも進歩していきたい。