2016年F1ロシアGPの土曜予選で、トロロッソのマックス・フェルスタッペンは9位、カルロス・サインツJr.は11位だった。
■スクーデリア・トロロッソ
マックス・フェルスタッペン 予選=9位
今日はいい予選結果を出せて、満足している。特に昨日はすごく悩まされ、難しい一日を過ごしたから、そこから挽回してQ3に進出できるとは正直思っていなかった。
その上、今回は今シーズンの中でも最も難しい予選だったと言える。コースはとても滑りやすく、1メートルでもブレーキングが早まるか遅れるかすると、ラップタイムを大幅に失ったりタイヤをロックさせたりしてしまう……。
すごく集中して走らなければならず、それを心掛けた結果、9番手で終えることができた。
全員のタイム差が小さいから、明日は間違いなく大変なレースになるだろうけれど、準備はできている。連続入賞が途切れないといいな。
カルロス・サインツJr. 予選=11位
今週末の僕らはとても速く、トップ10に入れるだけのペースがあっただけに、Q3に進出できなくてがっかりしている。
Q2最後の走行でいいラップを走っていたのに、最終セクターで渋滞にはまり、ペースが落ちてしまった。
今日はちょっと腹を立てつつホテルに戻ることになるけれど、ペースはあるし、明日はいいパフォーマンスを発揮できると分かったのはよかった。明日のレースに期待している。
(Q2でダニール・クビアトに引っ掛かったためにQ3進出を逃したとして)突然クビアトが目の前に現れた。彼はプッシュラップに備えていたんだ。結果的に彼がQ3に進み、僕は落ちた。
「クビアトに(Q3から)押し出されたぞ」とチームから言われた。僕を減速させた相手に押し出されたんだ。
とはいえ彼がブロックしたわけじゃない。すぐ前にマシンがいるとコンマ2から3失う。それだけあればQ3に進めた。でも彼が僕を前に出してくれていたら、彼は予選を戦えなかった。
彼にひとこと言うつもりだけど、でも彼は“ビッグブラザー”(レッドブル)だから、あまり強くは文句は言えない。まあ仕方ないね。