2016年F1ロシアGPの土曜予選で、フェラーリのセバスチャン・ベッテルは2位だった。
■スクーデリア・フェラーリ
セバスチャン・ベッテル 予選=2位
昨日走行時間を失った分を今日取り戻した。あとはレースを待つだけだ。
(ギヤボックス交換のペナルティで)本来のポジションとは違う7番手からスタートする。つまり周囲のマシンより僕らの方が速いということで、そこから順位を上げていけるだろう。
マシンは好調だから決勝に自信を持っている。優勝候補筆頭ではないけれど、いつだってチャンスはある。今回は失敗がないよう願っている。
できるだけ早く改善し始めなければならない。そのために努力している。やれることはすべてやっている。ここには新しいエンジンを持ち込んだ。正しい方向に向かっているとは思うが、他のチーム、特にメルセデスがいい仕事をしているのも確かだ。
トップに立つためにはトップチームと戦う準備を整えなければならない。僕は大きな自信を持っているけれど、これからも着実に努力し続ける必要がある。エキサイトするのは簡単だし、トップに立ちたいと切望しているのは確かだ。でもこれもゲームの一部だ。
賢くエネルギーを使い、自分自身を見つめ、改善を目指していく。時がたてば結果は分かる。
(トラブルについて聞かれ)フラストレーションは全く感じていない。こういうことが起こるともちろん嬉しくはないけれど、これもレースの一部だ。こういう時もある。
今年はまだ完全にクリーンなレースはできていない。でも明日それができるかもしれない。まだ4月だし明日もまだ5月だ。シーズンは長い。今大事なのは、毎戦最大限のポイントを取るためにベストを尽くすこと。そうしていって結果がどうなるかだ。