2016年F1ロシアGPの土曜予選で、マクラーレン・ホンダのジェンソン・バトンは12位だった。
■マクラーレン・ホンダ・フォーミュラ1チーム
ジェンソン・バトン 予選=12位
今日はQ3進出まであと一歩だった。十分チャンスがあったが、結局コンマ1秒足りなかった。
Q2では8位との差がわずか0.2秒だった。バランスが完璧ではなかったにもかかわらず、とても小さいギャップだった。
フェルナンド(・アロンソ)も僕もハンドリングに悩まされていた。マシンがアンダーステアだったんだ。それを解決するのは難しい。フロントウイングを調整していくと、バランスが突然アンダーステアからオーバーへと変わってしまう、転換点がある。だから予選では慎重にいった。
明日のレースは楽ではないだろう。ここはラップの71パーセントをフルスロットルで走るレイアウトだ。ターン2は常にトリッキーだから、アクシデントに巻き込まれないようにして、いくつか順位を上げ、そこから何が起こるかを見ていく。
大部分のドライバーにとって1回ストップは簡単には実行できない戦略だと思うから、それが興味深い状況を生み出すはずだ。
(Sky Sportsに対して語り)今週末はわりといい仕事をしている。予選ではアンダーステアがひどすぎたことと、温度が下がったことが響いた。
8位までコンマ2秒だっただけに心が痛むけれど、進歩しているのは間違いない。
そう毎戦言い続けているのは分かっているけれど、大きく進歩しているのは確かなんだ。望んでいるレベルには全く届かないにしても、大きく進歩している。