2016年F1ロシアGPの土曜予選で、メルセデスのニコ・ロズベルグはポールポジションを獲得した。
■メルセデスAMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム
ニコ・ロズベルグ 予選=1位
今日の予選ではとてもいい戦いができた。Q2で素晴らしいリズムを見つけ、Q3で少しフロントウイングを調整したらバランスがまさに完璧になった。
クルマに乗っていてこういう気分になることはめったにない。いい仕事をしてくれたチームの皆に感謝する。
Q3の最初のラップでほぼ完璧なラップを走り、そのラップで十分いけると思った。それで2回目のアタックで全力でプッシュしたら、ロックアップしてしまい、そのラップを諦めた。
今回もまたポールポジションを取ることができて嬉しい。でも明日は長いレースになるし、何が起きてもおかしくない。僕らのペースはよさそうだけど、ライバルたちを侮るようなことは絶対にできない。
彼らはまた不運に見舞われた。セバスチャン(・ベッテル)はギヤボックスの問題、ルイス(・ハミルトン)はエンジンのトラブルが再発した。でもこれまでのレースを振り返ると、彼らはあっという間に挽回し、後方から順位を上げてきた。明日どうなるか、見てみよう。
(Q3最後のアタックで失敗した後、予選時間が終わる前にピットを後にしたことについて聞かれ)最初のラップで十分ポールが取れると確信していた。Q2でフェラーリとのタイム差は大きかったし、ルイスがQ3に出られないのも知っていたからだ。
そうはいってもいつだって100パーセント確実なことなどないから、セバスチャンがアタックを終えて、僕のラップで十分だったのが分かった時には嬉しかった。