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オートポリス、5月16日以降も施設クローズを継続。施設被災状況も公開

2016年04月30日 14:31  AUTOSPORT web

AUTOSPORT web

T6(第1ヘアピン)付近に入った数ケ所のヒビと縁石との隙間
大分県日田市にあるオートポリスは4月30日、16日に本震が発生した平成28年熊本地震の影響による施設クローズを、5月16日以降も継続するというプレスリリースを発表した。また同時に、施設の被害状況についても公表している。

 阿蘇の山間にあるオートポリスは、14日に発生した地震ではさほど影響を受けなかったものの、16日の本震では強い揺れに見舞われ、コースや施設にダメージを受けた。すでに5月21~22日に予定されていたスーパーGT第3戦は延期が発表されているほか、5月15日までの施設クローズを発表していた。

 すでに熊本方面からのアクセスに使用されるミルクロード等はほぼ復旧している状況だと言うが、オートポリスでは施設の被害状況の調査、および復旧に向けた点検作業のため、15日までの施設クローズを延長。5月16日以降もクローズすると発表した。なお、今後の予定については5月末以降に発表するという。

 今回また、オートポリスの施設内における被災状況、およびコース、施設の写真も公開された。オートポリスから発表された被災状況は下記のとおりだ。

・コース
ストレート:数ケ所のヒビ
T6(第1ヘアピン)付近:数ケ所のヒビ、縁石との隙間

・パドックビル
内外壁のヒビ、および脱落

・メインスタンド
地盤沈下、付近地面のヒビ

・ロイヤルルーム
ガラス割れ、地盤沈下、内外壁のヒビ、および脱落

・設備:
コースカメラ脱落