2016年F1ロシアGPの金曜プラクティスで、レッドブル・レーシングのダニエル・リカルドは6位/5位、ダニール・クビアトは8位/7位だった。
■レッドブル・レーシング
ダニエル・リカルド フリー走行1=6位/2=5位
今朝はエアロスクリーンを装着して走行した。風が吹き付けてこないし、エンジン音もいつもとは違って聞こえた。
視界はかなり良好だったから、第一印象はよかった。あれをつけていても走れるよ。構造物はミラーの近くに取り付けられるから、視界に関しては今より悪くはならないと言っていいだろう。周囲の視認性もよかった。
オープンコクピットについての話はずいぶん前にスタートし、たっぷり議論が行われてきた。今のスタイルが維持できれば最高だけど、これまで起きたアクシデント、特に最近のものを考えると、こういった問題を調査しないのは不当だと思う。
今後、別のサーキットでまた試す予定だ。もっと起伏の激しいコースとか夜間とかにね。照明の下で走れば、スクリーンにどう反射するのかを確認できる。そんな感じでもっと走行テストを続けるつもりだ。
確かにこういうデバイスをつけると変な感じはするけれど、慣れればいいだけの話だ。マシンに乗り込んだ瞬間はおかしな感じがする。でもコースに出た後は(何も問題なく)、前のフェラーリが見えたし、彼らの位置も把握できた。
ダニール・クビアト フリー走行1=8位/2=7位
全体的に見て、今日の走行はかなりうまくいったと思う。たくさんの貴重な周回を重ね、ショートランもロングランもこなした。
ここではタイヤにかなり苦労することになりそうだ。たとえば、コンディションによってどのタイヤがうまく機能するのかといったことを理解するのが難しい。明日予選の戦略をどうするのか、興味深いね。
今夜分析するデータはたっぷりあるから、選択肢を検討し、土曜と日曜にどうするのがベストなのかを調べる必要がある。
ここはタイヤの挙動に関してとても興味深いコースだ。しっかり機能させる必要がある。
今のところ僕らとウイリアムズとはかなり近い位置にいるようだ。彼らにとってシーズン中ベストといっていいほど相性のいいコースだと思う。彼らと戦い、彼らに勝つことが僕らの目標だ。それができれば嬉しい。