フェラーリは、セバスチャン・ベッテルのギヤボックスを交換することを決断、これによってベッテルはロシアGPで5グリッド降格のペナルティを受けることが決まった。
金曜FP2でベッテルは電気系のトラブルに見舞われてマシンを止めた。ギヤボックス交換はこれとは無関係で、前戦中国GPでキミ・ライコネンと接触した際にダメージを被ったためだという。
Sky Sportsによると、フェラーリはダメージがあることを承知していたものの、金曜に走行してみてこのギヤボックスを使用し続けられるかどうかをチェックする予定だったという。その結果、リスクを冒すことを避け、交換することを決めたということだ。
現在の規則では、ギヤボックスは6戦連続で使用しなければならず、その前に交換した場合、グリッドを5位降格される。
ベッテルはFP1では3位、FP2では2位と、好タイムを記録している。