2016年F1ロシアGPの金曜プラクティスで、マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは12位/10位、ジェンソン・バトンは11位/8位だった。
■マクラーレン・ホンダ・フォーミュラ1チーム
レーシングディレクター エリック・ブーリエ
ソチのトラックは見かけによらずチャレンジングだ。今日のセッションでは完璧なバランスを見つけるのは簡単ではないという事実が明白になった。
午前中には空力とセットアップ開発のための作業をたっぷり行った。そのためバランスを正確に読み取ることが難しく、ドライバーはふたりともマシンの動きが予測しづらく自信を持って走ることが難しいと訴えていた。
だが幸いランチブレークの間に大きな進歩を成し遂げ、その結果、ジェンソンとフェルナンドは午後のセッションではマシンの感触が格段によくなったと報告してくれた。
午後のセッションで2台ともトップ10に入ることができたのは心強い結果だ。予選でトップ10に入った場合、決勝において戦略面で課題を強いられることになるものの、今の我々の目標は明日2台ともQ3に送り込むことだ。それができればチーム全体のモチベーションにつながるし、我々が堅実に進歩し続けていることのいい証明になる。