フェリペ・マッサは、F1ドライバーには強い影響力があり、今後も共闘を続けていく必要があると感じているようだ。
中国GP前の水曜日には18人のドライバーが集まって夕食をとり、彼らの多くが「#racingunited」というハッシュタグをつけて、その写真をツイッターに投稿した。ドライバーたちは、金曜日に開かれるFIAのドライバーズブリーフィングで互いに顔を合わせるが、サーキット以外の場所でこのように集まるのは滅多にないことだ。
「こういう集まりを今後も続けていくべきだ。僕らには影響力があるのだから、団結していく必要があるんだ」と、マッサは語っている。
「ドライバーが集まって団結すれば、F1がもっと面白いショーになり、もっと良いスポーツになるように後押ししていくことができる。僕らは力になれると思う。ドライブすること以外でもF1に貢献したい」
「F1ドライバーたちが集まって力を合わせることが、僕たち全員の夢だった。それはまだ本当には実現していない夢だから、僕らはF1についていろいろと話し合っていく必要がある」
「F1の手助けをしていかないといけない。僕はドライバーが大きな力になれると思うし、F1も手助けを必要としていると思う」
ドライバーが一致団結することで及ぼしうる影響力の話は別として、単にみんなで楽しむという理由だけでも、ドライバーはもっとたびたび集まるべきだとマッサは言う。
「とても楽しいディナーだったよ。今後もこういう食事会を開いていきたいね。ドライバー同士、もっと親密になるように努めるべきだ思うんだ。そうすれば、パドックでも誰とも合わないというF1のネガティブなところを、少しは変えられるかもしれない。みんな自分の個室に閉じこもって、ミーティングや何かで忙しかったりして、パドックではなかなか話す機会もない」
「僕たちは一緒にレースをしている。でも、それはコース上だけのことではない。(食事会は)とても楽しかった。僕らはお互いのことをあまりよく知らなかったから、いろいろな発見があったよ。こうしておしゃべりをしながら楽しむ時間を持てば、いままで知り合う機会のなかったドライバーとも気持ちが通じあって、つながりができると思う」
Dinner with the drivers! #F1 #RacingUnited pic.twitter.com/0QErDyQXi0— Valtteri Bottas (@ValtteriBottas) 2016年4月13日