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クリエイターの表現の自由をサポートする弁護士 水野祐が情熱大陸に出演

2016年04月28日 08:52  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

水野祐氏
毎日放送(MBS)のドキュメンタリー番組「情熱大陸」が、若手弁護士の水野祐氏を特集する。同氏は、東京2020オリンピックのエンブレムの盗用疑惑などによって、人々の関心が高まっている著作権や知的財産権を扱う弁護士。番組では、「法律と現実の間にグレーゾーンが広がっているからこそ解釈次第で新たな発想を生み出せる」という自論を掲げ、クリエイターの表現活動をサポートする同氏を半年間に渡って密着取材した。放送日時は5月1日23時~23時30分。

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 水野氏は、1981年神奈川県生まれ。中学時代にサブカルチャーに興味を持ち始め、クリエイティブ・コモンズの提唱者ローレンス・レッシングの著書に感銘を受けたことを機に、クリエイターを法律家の立場から支援することを思い始めたという。2008年に司法試験に合格し、都内の弁護士事務所勤務の後、「シティライツ法律事務所」を開設。岡本太郎氏の巨大壁画「明日の神話」の一部に福島原発をイメージさせる絵を設置したとして、アーティスト集団「チンポム(Chim↑Pom)」が軽犯罪法違反の容疑で書類送検された事件では刑事弁護を担当し、不起訴に持ち込んだ。人気音楽ユニットのダンスモーションや3Dスキャンデータを世界中に無料配布する前代未聞のプロジェクトではライセンス設計を手がけるなど、美術や映画、音楽、ファッション、建築、メディアアートなど、表現に関する分野で活動している。番組では、法整備が追いついていない3Dプリント関連企業からの相談や大手建設会社を相手取った訴訟の様子、クリエイター向けの無料相談活動などに密着し、異色の若手弁護士が見つめる未来に迫る。
■情熱大陸放送日時:5月1日23:00~23:30情熱大陸公式サイト