SUNOCO TEAM LEMANS
#7 SUNOCO TEAM LEMANS SF14 #8 SUNOCO TEAM LEMANS SF14
2016年 SUPER FORMULAシリーズ 第1戦(鈴鹿サーキット)レースレポート
大会概要:2016年全日本スーパーフォーミュラ選手権第1戦
大会名称:2016 NGKスパークプラグ SUZUKA 2&4 RACE
開催日時:4月23日土曜日(予選)4月24日日曜日(決勝)
開催サーキット:鈴鹿サーキット国際レーシングコース(1周5.807km)住所:三重県鈴鹿市稲生町7992
同時開催レースカテゴリー
・2016 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ第2戦(JSB1000/200km耐久・8耐トライアウト) ・2016 全日本フォーミュラ3選手権第1戦&第2戦
・2016 N-ONE OWNER'S CUP 第3戦 ・Honda Sports & Eco Program CR-Z 10リッターチャレンジ
主催:4輪:グループ・オブ・スピードスポーツ(GSS)/鈴鹿モータースポーツクラブ(SMSC)/株式会社モビリティランド2輪:一般財団法人日本モーターサイクルスポーツ協会(MFJ)/株式会社モビリティランド
公認:4輪:国際自動車連盟(FIA)/一般社団法人日本自動車連盟(JAF)2輪:国際モーターサイクリズム連盟(FIM)/一般財団法人日本モーターサイクルスポーツ協会(MFJ)
認定:4輪:株式会社日本レースプロモーション(JRP)/ 日本フォーミュラスリー協会(JF3A)
後援:スポーツ庁/観光庁/三重県/鈴鹿市/鈴鹿F1日本グランプリ地域活性化協議会/一般社団法人鈴鹿市観光協会鈴鹿商工会議所/東京中日スポーツ/中日スポーツ/中日新聞社
SUNOCO TEAM LEMANS 参戦体制
#7 SUNOCO TEAM LEMANS SF14
ドライバー:ナレイン・カーティケヤン
出身地:インド
生年月日:1977年1月14日
身長:168cm
体重:65kg
血液型:RH+A
#8 SUNOCO TEAM LEMANS SF14
ドライバー:小林可夢偉
出身地:兵庫県
生年月日:1986年9月13日
身長:170cm
体重:63kg
血液型:RH+AB
レース情報
予選(4月23日)
天気:曇り/コース状況:ドライ
気温:24度/路面温度:31度(14時)湿度:77%(15時)
予選開始:14時00分
今や、F1、インディカーと並ぶ世界3大フォーミュラレースとも評される「全日本スーパーフォーミュラ選手権」。その新たな戦い、2016年シリーズが幕を開ける。激戦のスタートステージは、今年も三重県・鈴鹿サーキットだ。採用3年目の高性能シャシー「SF14」に、パワフルかつ環境性能にも優れた「TOYOTARI4A」エンジンを搭載し、今年からはヨコハマ製ワンメイクタイヤを装着して戦う「SUNOCOTEAMLEMANS」も、タイトル獲得を目指して船出する。ドライバーは参戦2年目となる日本の至宝・小林可夢偉、そして彼同様F1参戦経験もあるナレイン・カーティケヤンが加入。ともにF1でも走った舞台である鈴鹿、両雄がまずは3段階ノックアウト方式の公式予選に臨み、上位グリッド獲得を目指した。
#7 SUNOCO TEAM LEMANS SF14 ナレイン・カーティケヤン選手 予選結果:13位(予選Q2ベストタイム:1分39秒042)
予選日の天候は「曇り」の発表ながら、陽が差すことも多く、温度状況が変化しやすいなかでの戦いとなっていった。全体にスピンやコースオフが多く、それらの影響による運・不運も交えつつの難しい予選だったが、カーティケヤンはQ1を14位で通過。続くQ2で大幅なポジションアップを図りたかったが、ひとつ上の13番グリッド獲得にとどまった。
#8 SUNOCO TEAM LEMANS SF14
小林可夢偉選手予選結果:8位(予選Q3ベストタイム:1分38秒842)
今年は予選前日の金曜にも練習走行が設定されており、そこで得たデータもセッティングに反映して予選日へと入る。予選日朝のフリー走行、小林は2番手。混乱した予選でもQ1を4位、Q2を2位で順調に突破する。しかし、Q3ではアタックを狙った周にコースオフがあり、翌周に再アタックするもタイヤの最もいい時期を外れており、8位だった。
レース情報
決勝(4月24日)
天気:曇り/コース状況:ドライ
気温:24度/路面温度:34度(15時)湿度:22%(15時)
決勝フォーメーション開始:15時15分
決勝レース周回数:43周
#7 SUNOCO TEAM LEMANS SF14
ナレイン・カーティケヤン選手
決勝結果:リタイア(23周を消化、ベストラップ:1分42秒119)
予選日の夕方から雨が降ったものの、翌決勝日は再び「曇り」に。風が強く、やはり陽の出方も変化しがちな難しい状況だ。13番グリッド発進のカーティケヤンはスタートが良く、中団グループの混戦のなかで序盤は11番手につけて走行する。その後、65号車と37号車に先行されるが、やがて37号車との距離が縮まり、反撃の機会をうかがうようになる。
レース中盤、カーティケヤンは23周終了時にピットへ。しかし、これはチームとのコミュニケーションミスだった。 準備ができていない状態からのタイヤ交換&給油作業となり、大幅なタイムロスを喫してコース復帰することに。 しかも左前輪がきちんと装着されておらず、カーティケヤンはコースオフ、リタイアという結果になってしまった。
#8 SUNOCO TEAM LEMANS SF14
小林可夢偉選手決勝結果:16位(2周遅れ、ベストラップ:1分41秒606)
予選では8番グリッド獲得にとどまったが、Q3でアタックをしっかり決められていれば「2~3位にはなれたはずです」と、小林のマシンに対する感触はいい。だが迎えた決勝、スタートがあまり良くなく、小林は序盤10番手でのレース進行に。上位にペナルティがあって9番手に浮上後、小林は前の3号車を攻めるが、そこで姿勢を乱し、逆に65号車に先行を許す。
小林は18周目を終えた時点でピットイン、チームは約14秒の作業でタイヤ交換と給油を終えて小林をコースへと戻す。ところが小林はスロー走行に。右後輪がしっかり装着されてなく、4分近くかけて再びピットへ、これで勝負権は失われた。チームが安全にピットアウトさせらなかったことでペナルティも受けるなどした末、小林の最終順位は2周遅れの16位に。
ナレイン・カーティケヤン選手のコメント
スタートは良かったですし、前の37号車や後ろの1号車と戦ったレース前半、マシンの状態も良かったと思います。ただ、チームとのコミュニケーションミスでピットインしてしまうなど、その後は残念な展開になってしまいましたね。次の岡山戦、そして今後に向けての課題は、予選でのパフォーマンスをもっと上げていくことだと感じています。そのためにも、今年から使用されることになったヨコハマタイヤへの理解、これをさらに進める必要がありますね。
小林可夢偉選手のコメント
ピット作業が終わって発進した時、タイヤがしっかり付いていないことにはすぐ気づきましたが、それでも手遅れでしたね。レースでのペースも良かったので、マシンの仕上がりについては今回、わるくはなかった状況だと考えています。次の岡山は昨年2位表彰台を獲得したコースですし、今季開幕前のテストも良かったですから、自信をもっています。マシンには戦える力があると思いますので、優勝を目指してチーム一丸でしっかり戦って、結果をまとめたいですね。
山田健二監督のコメント
前半のカーティケヤンのペースは良かったですし、小林は再度のピット後、リヤをスタート時のタイヤに戻したのですが、ほぼレースディスタンスを走りきってもペース的に大きな問題がなく、いいデータも取れたとは感じています。ただ、そういうポジティブな要素もあるだけに、チームが今回のようなレースをしていては非常にもったいないですよね。今回起きてしまった作業ミス等を、両車に関して受けたペナルティを含め、チームとして真摯に反省し、しっかり見直します。そこをきちんとさせてから、マシンの速さを磨くことについても、チームをもっとレベルアップさせていきたいと思います。
シリーズランキング
ナレイン・カーティケヤン:ー位/0ポイント
小林可夢偉:ー位/0ポイント
チーム(#7+#8):ー位/0ポイント
観客動員数
開催期間中 延べ入場者数 約54,000人
4月23日 土曜日(予選日、天気:曇り)22,000人
イベントへの参加報告
ピットウォーク
開催日程:
4月23日 13:05~13:45
4月24日 10:55~11:45
キッズウォーク
開催日程:4月23日 18:05~18:35
4月24日 日曜日(決勝日、天気:曇り)32,000人
主催:日本レースプロモーション、鈴鹿サーキット参加者:N.カーティケヤン、小林可夢偉ピットロード開放エリアにて握手&サイン会、撮影会、グッズ提供を行い、沢山のお客様をお迎えすることが出来ました。また、キッズウォークではお子様を対象に握手&サイン会、キッズ限定グッズなどの提供を行いました。
グリッドウォーク
決勝レース前に実施。