トップへ

レッドブル、メルセデス「ノコギリ状リヤウイング」への追随がフロービズの流れで判明

2016年04月26日 22:21  AUTOSPORT web

AUTOSPORT web

写真
レッドブルは中国GPのフリー走行でセンサー類とフロービズ・ペイントの両方を使って、一連の空力テストを行っていた。

 フロントウイングのフラップと、その後方のフロービズの流れを観察したところ、2枚のリヤウイングフラップの間のスロットにメルセデス風のセレーション(ノコギリ状のギザギザ)があることがわかった。

 ギザギザ部分の位置もメルセデスと、ほぼ同じでウイング下面翼端部付近20センチほどの範囲に設けられている。このセレーションは層流を意図的に撹乱して乱流を作るもので、翼断面の角度が深い部分で気流の剥離が起きにくくなる効果がある。

 中国GPでは、はっきりと確認できる写真は撮影できなかったが、フロービズから秘密が見えてしまった。