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誰も見たことのない“築地市場の深部”に迫る 『築地ワンダーランド』国際映画祭へ出品決定

2016年04月26日 10:41  リアルサウンド

リアルサウンド

(c)2016松竹

 築地を舞台にしたドキュメンタリー映画『TSUKIJI WONDERLAND (築地ワンダーランド)』の世界上映が決定した。


参考:視聴者はいつしか共犯者の心理にーー『ハウス・オブ・カード』の“悪の魅力”


 本作は、今年11月2日に築地の業務を終了し、11月7日から豊洲市場としての開場を予定している、東京都中央卸売市場築地市場の姿を収めたドキュメンタリー。築地市場にて、1年以上に渡り映画撮影を敢行し、一般の人は足を踏み入れることのできない築地の深部を映し出していく。


 今回、米国の映画祭のひとつである第42回シアトル国際映画祭(5月19日~6月12日)と「美食の街」の映画祭として知られる第69回サン・セバスチャン国際映画祭(9月16日~24日)のキュリナリー・シネマ部門に出品されることが決定。シアトル国際映画祭での上映がワールドプレミアになる。そのほか、タイ、シンガポール、韓国、台湾、香港、アジア圏での上映も決定している。


 また、世界上映決定とあわせて、ティザービジュアルも公開された。ビジュアルには、築地という漢字をモチーフに市場の風景が見え隠れするロゴが描かれている。さらに4月29日から、東劇ほか全国の上映館にて前売りチケットも発売される。(リアルサウンド編集部)