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阿部寛と大島優子、ゲレンデを背景にスキーウェア姿を披露 『疾風ロンド』ビジュアル公開

2016年04月26日 10:31  リアルサウンド

リアルサウンド

(C)2016「疾風ロンド」製作委員会

 東野圭吾原作の映画『疾風ロンド』より、阿部寛、大島優子らキャスト陣のビジュアルが公開された。


参考:視聴者はいつしか共犯者の心理にーー『ハウス・オブ・カード』の“悪の魅力”


 本作は、東野圭吾のベストセラー小説を基に、『サラリーマン NEO』『あまちゃん』を手がけた吉田照幸がメガホンを取ったサスペンス映画。日本最大級のスキー場を舞台に、頼りない中年男・栗林和幸(阿部寛)が、大学の研究施設から盗まれた違法生物兵器「K-55」を求めて奔走する模様をコミカルに描いていく。


 栗林和幸の生物兵器捜査に巻き込まれるスキー場のパトロール隊員・根津昇平を大倉忠義(関ジャニ∞)が演じ、同じく事件に巻き込まれるスノボードクロス選手・瀬利千晶を大島優子が演じている。そのほか、ムロツヨシ、堀内敬子、戸次重幸、濱田龍臣、志尊淳、野間口徹、麻生祐未、生瀬勝久、柄本明など、第一線で活躍する俳優たちが脇を固めている。


【大倉忠義(根津昇平役)コメント】


■阿部との映画初共演について
映像で僕が一方的に見ていた方なので、一緒に共演できて不思議な感じがしましたし、すごく有難いことだと思いました。撮影現場での立ち振る舞いだったり、ストイックさだったり、自分も見習わなければいけない部分がたくさんありました。


■大島との映画初共演について
イメージそのままな人だな、という印象です。年は近いんですが、大勢のグループの中のセンターに立っていた人だから、しっかりしてますよね。肝が据わっているじゃないけれど、すごい人だなと率直に思いました。(パトロール隊という役柄について)役作りでは、パトロール隊ということも重要ですし、根津という人物がどういう人なのか、ということを考えて気持ちを作っていました。スノーモービルの運転は初めてだったのですが、坂道とかは限界までスピードを出して挑戦しました。


【大島優子(瀬利千晶役)コメント】


■阿部との共演について
物静かでシャイな方なのかなと最初は思っていたので、うまく交流できなかったらどうしようと不安に思っていたんです。でも、台本の読み合わせから会話が弾んで、最初の頃とはだいぶイメージが変わりました。身長差があるのにキチンと目線を合わせてくださいますし、真剣にその一つの内容にむきあって話して下さいました。もっとお話させていただきたいと思いました。


■大倉との共演について
関ジャニ∞のメンバーのお1人だということは分かっているんですけれど、いい意味で期待を裏切るとてもチャーミングな方でした。いつもニコニコしていたり、ボーっとしていたり、ハイテンションだったりという、ありのままの方だなという印象です。


■スノーボード選手という役柄について
実は、9歳からやっていたんです。もはや、この作品のために、私は9歳からスノーボードをやっていたのだと思って、満を持してこの作品に登場させて頂きました(笑)。


【阿部寛(栗林和幸役)コメント】


大倉君は飄々としているというか、本当にかっこいい。それでいてなんか掴みどころのないお芝居をするし、不思議な面白さがあります。彼と一緒の空間でどんな映像を生み出せているのか、凄く楽しみです。 大島さんはもうとにかく本当に元気で、野沢温泉の町中に点在する公共温泉全部に入ったんじゃないだろうか?! アクティブですね。これがAKB48でセンターを張ってきた人のパワーなんだなと思いました。その元気さで、スノボのシーンもほとんど吹替無く素晴らしいお芝居をしてくれたと思います。


【吉田照幸監督コメント】


大倉さんに関しては、時々、ハッとする表情をされるんですよ。なんか途端に、急に格好良く見える事があって、そういうのが印象的でしたね。現場でも分からない事は質問してきて頂いて、納得した上で演じて下さったというのは監督としてはすごく有難かったです。大島さんは、もちろん演技も素晴らしいんですけど、日ごろの振る舞いがすごく周りの事を気遣っていて、撮影現場を盛り上げたりとか、食事の場でも誰かちょっと一人離れているキャストがいたりすると話しかけたりとか。気遣いや思いやりとかがすごく印象的でしたね。また、自分の演じる「千晶」の事をすごく理解して演技されていました。あるシーンで、別のキャラクターが発した台詞に千晶なりに反応していなきゃいけないところがあったんです。次のシーンに繋がりなどがあるので。でも、それを大島さん伝え忘れたまま撮影が始まったんです。撮りながら「反応してくれるかな? 」とちょっと心配していました。そうしたらしっかり反応してくれて。「ありがとうございます、伝え忘れてました」って言ったら「そんなの当り前じゃないですか」と言われたのを覚えています。(リアルサウンド編集部)