トップへ

富士にレアなクルマが大集合、モーターファンフェスタに2万人が来場

2016年04月25日 19:01  AUTOSPORT web

AUTOSPORT web

モーターファンフェスタに登場した「ロータス88B」
4月24日、富士スピードウェイでクルマの祭典「モーターファンフェスタ」が開催された。会場にはF1マシンをはじめ、各メーカーの新型モデルから来場者の愛車まで、バラエティ豊かなクルマが集合。



 当日の朝は雨に見舞われ、濃霧の影響もあって、フェラーリF1のデモランなど、いくつかの走行イベントがキャンセルに。その後、霧が晴れてコース状況も改善したため「D1GPドリフト頂上決戦」は予定どおりに開催、最後は愛車でサーキットを走ることができる「パレードラン」で締めくくられた。



 ハイライトは、この日のために集まったクルマが並ぶ、史上最長のグリッドウォーク。ツインシャシーの構造がレギュレーション違反と判断されて実戦を走ることができなかった幻のF1マシン「ロータス88B」、1991年ル・マン24時間の優勝車「マツダ787B」、スバル・インプレッサWRカーなどのレーシングカーとともに、スポーツカーやドラッグカー、「ワールドソーラーチャレンジ」で連覇を飾ったソーラーカーなど、およそ100台が富士のメインストレートを埋めた。



 会場では、アニバーサリーを迎えた三栄書房モーター誌による読者ミーティングなどの企画が各所で行われていた。創刊30周年の『Racing on』と25周年の『F1速報』はピットガレージに片山右京さんのF1デビュー車「ヴェンチュリーLC92」、レイトンハウスカラーのF3000マシン「マーチ90B」、F2マシン「ノバ532P」、「童夢-零」など貴重なマシンを展示。F1解説でもおなじみレーシングカーデザイナーの森脇基恭さん、元F1フォトグラファー澤田賢志さんによるトークショーやチャリティ撮影会で、にぎわっていた。



 普通免許で公道を走ることができる「X-Kart」試乗会など体験型のイベントも多く、ライブあり、ギャルズパラダイス25周年パーティありと盛りだくさんの1日。公式入場者数は21712名と盛況に終わった。