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MotoGP第4戦スペインGP決勝: ロッシが今季初優勝

2016年04月24日 22:51  AUTOSPORT web

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MotoGPスペインGP決勝:ロッシが今季初優勝
MotoGP第4戦スペインGP、MotoGPクラスは、スペインのヘレスサーキットで決勝レースを行ない、バレンティーノ・ロッシ(モビスター・ヤマハ・MotoGP)が優勝した。

 MotoGPクラスの決勝レースは気温25度、路面温度40度のドライコンディションで争われた。スタートでトップに立ったロッシは、2周目の9コーナーでホルヘ・ロレンソ(モビスター・ヤマハ・MotoGP)に前に出られたもののすぐにポジションを挽回。その後はロレンソとの差を少しずつ広げて行き、5周目にはその差を約1秒とする。ロレンソもロッシについていこうとするが、その差は広がる一方で、レース中盤にはその差は2秒8前後に広がり、最終的にロッシはその差を4秒以上に広げ、最後は最終コーナーを立ち上がった後、ウイリーのままゴールする余裕を見せて、今シーズン初優勝を達成した。

 ロレンソは序盤はマルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)と2番手争いを展開したものの、中盤から単独2番手となり、そのまま2位でゴール。マルケスは単独3番手で周回を重ね、ロレンソに勝負をかけることなく3位でチェッカーを受けた。

 この結果、チャンピオンシップでは全戦でポイントを獲得しているマルケスが82ポイントでランキングトップをキープ、ノーポイントが1戦ずつあるロレンソが65ポイントで2位、同じくロッシが58ポイントで3位となっている。


 4位にダニ・ペドロサ(レプソル・ホンダ・チーム)が入賞。ペドロサは序盤こそマルケスの前に出たが、その後、マルケスに交わされた後は4番手をキープ。中盤すぎにはアレイシ・エスパロガロ(チーム・スズキ・エクスター)が接近してきたが、終盤にはその差を広げて単独4位でゴールした。エスパルガロが5位、6位にマーベリック・ビニャーレス(チーム・スズキ・エクスター)とスズキ勢が続いた。

 追い上げたアンドレア・イアンノーネ(ドゥカティ・チーム)が7位に入賞、8位にポル・エスパロガロ(モンスター・ヤマハ・テック3)が続き、サテライト勢のトップとなった。9位にユージン・ラバティ(アスパー・チーム・MotoGP)、10位にエクトル・バルベラ(アビンティアレーシング)が入賞。

 カル・クロッチロウ(LCRホンダ)が11位、ブラドリー・スミス(モンスター・ヤマハ・テック3)が12位、ロリス・バズ(アビンティアレーシング)が13位、ステファン・ブラドル(アプリリアレーシング・チーム・グレシーニ)が14位、ヨニー・エルナンデス(アスパー・チーム・MotoGP)が15位に入賞。

 以下、16位にミケーレ・ピロ(オクト・プラマック・ヤクニック)、17位にジャック・ミラー(エストレージャ・ガルシア・0.0・マ-ク・VDS)、18位にティト・ラバット(エストレージャ・ガルシア・0.0・マ-ク・VDS)、19位にスコット・レディング(オクト・プラマック・ヤクニック)の順で続いた。

 アンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ・チーム)は7番手走行中の10周目にマシントラブルでピットに戻ってリタイア、アルバロ・バウティスタ(アプリリアレーシング・チーム・グレシーニ)は6周目に転倒を喫してリタイアとなった。