フェリペ・マッサが、ダニエル・リカルドをゲストに迎え、息子フェリピーニョくんとのカート大会を開催した。マッサがその動画を公開している。
マッサからの“クレージーカート”大会への挑戦を受けて立つ形で、リカルドは6歳のフェリピーニョくんとの試合に臨んだ。場所はモナコのテラスで、数人のギャラリーが見守る中、レースが開催、実況はマッサ自らが行っている。フェリピーニョくんはウイリアムズのスーツとグリーンのヘルメットという、父親と同じいでたちで登場。リカルドは普段着のカジュアルな服装でカートに乗り込んだ。
じゃんけんでグリッドを決めた後(リカルドが勝利)、ルコネサンスラップでコースを確かめてから、10周のレースがスタート。1コーナーを見事制したフェリピーニョくんは、ソファの周りを回るコースをミスなく走行、リカルドとのギャップを一貫して保って見事トップでフィニッシュ、ドーナツターンで喜びを表した。
「彼はいい走りをした。すごく安定していたね。僕は完璧なレースをしたけれど、彼にはかなわなかった」とリカルド。リカルドは終始笑顔で、フェリピーニョくんと仲良くじゃれ合っていた。
表彰式でメダルとトロフィーを渡したのはマッサの妻、ラファエラさん。フェリピーニョくんはベランダの下に向かってトロフィーを掲げた後、シャンパンを要求。マッサがミネラルウォーターのボトルを渡すと、港に望むベランダから“シャンパンシャワー”を振りまき、はしゃいでいた。
後にリカルドは「ちびっこに教えられたよ。でも彼にはホームアドバンテージがあったからね」とツイート、マッサは「つきあってくれてありがとね」とお礼を述べていた。