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インディ第4戦バーバー予選:琢磨はまさかのQ1敗退。ポールはランキングトップのペジナウが奪取

2016年04月24日 09:11  AUTOSPORT web

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インディカー第4戦バーバー予選/今季初ポールを獲得したサイモン・ペジナウ
バーバー・モータースポーツパークで開催されているインディカー・シリーズ第4戦。23日に行われた予選は、ポイントリーダーのサイモン・ペジナウ(チーム・ペンスキー)が今季初ポールを獲得。前日のプラクティスでトップだった佐藤琢磨(AJフォイト)は、Q1を突破できず16番手に沈んだ。
 ふたつのグループに分かれて行われるQ1。前日のプラクティスで1-2だった佐藤琢磨とホークスワースのAJフォイトコンビは、同じグループ2に入るも、シボレー勢の前に前日の勢いを出せず共にQ1敗退となってしまう。



 Q2へ進んだのはシボレー勢9台に対しホンダ勢は、グラハム・レイホール(RLLR)、ジェームズ・ヒンチクリフ(シュミット・ピーターソン)、ルカ・フィリッピ(デイル・コイン)の3台のみと今回も苦戦を強いられる結果となった。

 Q2は、スコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)が1分6秒6522でトップ。ウィル・パワー(チーム・ペンスキー)が6秒7742で続き、レイホールでも6秒8166とシボレー勢に肉薄する。終盤のラストアタックでセバスチャン・ブルデー(KVレーシング)が1分6秒6001という驚速ラップを叩き出しセグメント2トップに。ディクソン、パワー、レイホール、ペジナウ、ニューガーデンがファイアストン・ファスト6に進出する。
 2戦連続でポールを取っていたエリオ・カストロネベス(チーム・ペンスキー)も、タイヤを温存したのが仇となり、予選7番手でファスト6には進めなかった。

 ファスト6で速さを見せたのは、ランキングトップのペジナウだった。ライバルたちを抑え1分6秒7282で今季初ポールを奪い、貴重なボーナスポイントを得ることとなった。
「最高だったよ。僕たちのクルマは、特にレッドタイヤ(ソフトタイヤ)で信じられないくらいいい感じだった。いい時間にアタックすることができた。僕たちは、タイヤを温存するため最小限の燃料でアタックしていたんだよ。最後のラップは今までのドライビングの中でも最高の気持ちだったね」とペジナウ。

 2番手にパワー、ジョセフ・ニューガーデン(エド・カーペンター・レーシング)がディクソンやブルデーを抑え3番手に。レイホールは6番手となった。