写真生命の最大の神秘「受精」についてインフォグラフィックス（イラスト参照）で比較したところ、面白い結果が！ なんと、精子は偉大なスピードスターということが判明しました。精子は射精のときに、最高速度48.2キロメートルで飛び出します。
これは、“人類史上最速のスプリンター”と称されるジャマイカのウサイン・ボルト選手が、9秒58の100メートル世界新記録を打ち立てときの最高速度44.7キロメートルを上回る速さなのです！ そして、そんな精子よりも速いのが、シャチやメカジキだということにもビックリです。
また、受精までの道のりに、精子にはたくさんのライバルがいます。インドネシアは世界で4番目に人口が多い国ですが、1回の射精で出る人間の精子は、それよりも多い2億8000万。インドネシアの人口より多いライバルたちと、1つの卵子を目指して競争しているわけです。
ただ、ライバルの数ではもっとすごい動物がいて、なんと豚は80億！ この世の生命がいかに神秘的なのか、インフォグラフィックスと数字を見れば一目瞭然ですね。
(※)インフォグラフィックスとは、データや知識を情報（インフォメーション）としてわかりやすく伝えるための視覚表現（グラフィックス）です。ビッグデータの活用など、最近ではビジネスのプレゼンテーション・ツールとしても注目されています。
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