アルゼンチンで開催されている世界ラリー選手権(WRC)第4戦。22日にSS2からSS9の走行が行われ、ヤリ-マティ・ラトバラ(フォルクスワーゲン・ポロR WRC)がセバスチャン・オジエ(フォルクスワーゲン・ポロR WRC)を抑え、7.9秒差でトップに立っている。
前日の夜のSS1ではトップから3.8秒差の12番手だったラトバラだが、この日は午前中から好調の走りを見せる。SS3からSS4でステージウイナーを奪いトップに浮上。午後もペースを落とさずSS7、SS8のステージウイナーとなり、2番手のオジェとのリードを広げてDAY1を終えた。
「大きなミステイクもなく、とてもいい一日になったね。小さいミスはあったけど、それは激しく戦っている時はゲームの一部だよ。わだちの衝撃が多くあったから、あまりプッシュせず慎重に走行したよ」とラトバラ。
ラトバラ、オジェと上位を争ったのは、ヘイデン・パッドン(ヒュンダイi20 WRC)。SS2から上位に付けオジェを追走すると、そのままトップ争いに加わりSS8までは2番手をキープ。SS9でステージトップを奪ったオジェに逆転されるも3番手となった。
4番手に、アンドレアス・ミケルセン(フォルクスワーゲン・ポロR WRC)、5番手にダニ・ソルド(ヒュンダイi20 WRC)と続き、6番手にマッズ・オズベルグ(フォード・フィエスタRS WRC)が続いている。
現地時間23日には、SS10~SS15の6SSが行われる予定だ。