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『山河ノスタルジア』、映画音楽の制作過程が明らかに 音楽家・半野喜弘のレコーディング映像公開

2016年04月23日 08:41  リアルサウンド

リアルサウンド

(C)Bandai Visual, Bitters End, Office Kitano

 ジャ・ジャンクー監督作『山河ノスタルジア』より、半野喜弘による劇中曲のレコーディング風景映像が公開された。


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 本作は、『青の稲妻』(02)、『四川のうた』(08)、『罪の手ざわり』(13)に続き、第68回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品された名匠ジャ・ジャンクーの最新作。過去・現在・ 未来へと変貌していく世界に翻弄されながらも、変わらない愛を貫き通す母と息子の姿を描いていく。


 本作の映画音楽を手掛けた半野喜弘は、過去に『プラットホーム』(00)、『四川のうた』(08)でもジャ・ジャンクーとタッグを組んだ経験があり、映画音楽以外にもオーケストラ作品やエレクトロニクスミュージックなど、世界中で幅広い活動を展開している。ジャ・ジャンクー監督作品以外にも、ホウ・シャ オシェン、行定勲などの映画音楽を手掛けている。


 公開された映像には、『山河ノスタルジア』の映画音楽のレコーディング風景が映し出されている。演奏者に作品のイメージを伝える半野の姿をはじめ、バイオリンやピアノを使用し劇中曲が作られていく様子が確認できる。


 また、本作のオリジナルサウンドトラックはi-Tunesでも発売中。(リアルサウンド編集部)