複合音楽イベント『京都岡崎音楽祭 OKAZAKI LOOPS』が、9月3日と4日に京都・ロームシアター京都ほかで開催される。
平安神宮や劇場、美術館などの文化施設が位置する京都市内の岡崎エリアを舞台にした同イベント。「『×』(クロス)が生みだすクリエイティブの未来」をテーマに、5人のクリエイターをディクレターに迎え、ライブやアート作品の展示、ダンス公演、参加型のワークショップなど多様なプログラムを展開する。また9月2日には前夜祭が行なわれる。
ディレクターを務めるのは、指揮者の広上淳一、ミュージシャンの高木正勝、現代美術作家の名和晃平、バレエダンサーの首藤康之、西陣織老舗の細尾家に生まれ、伝統工芸を担う若手後継者のプロジェクト「GO ON」のメンバーとしても活動する細尾真孝。
会期中のプログラムには、首藤が出演する新作公演や、名和が舞台美術、ダミアン・ジャレが振付を手掛け、森山未來らが出演するパフォーマンス『VESSEL』、チリの電波望遠鏡「アルマ望遠鏡」の観測データを使用したアート作品『ALMA MUSIC BOX:死にゆく星の旋律』から生まれたコンピレーションアルバムの楽曲を京都市交響楽団とのコラボレーションによって上演するコンサート、真鍋大度(ライゾマティクス)と徳井直生(Qosmo)のオーガナイズによる、人工知能がDJプレイを行なうイベント『2045』などがラインナップしている。