トップへ

ミナ ペルホネンが白金台から代官山に引っ越し 2つの異なる空間が1つの店に

2016年04月22日 17:22  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

2つの異なるエリアが独立したミナ ペルホネン代官山店 Image by: FASHIONSNAP
デザイナー皆川明氏が手がける「ミナ ペルホネン(minä perhonen)」が、約15年営業した白金台店を閉店し、代官山ヒルサイドテラスに移転する。2つの異なる内装のエリアがそれぞれ独立している店舗構成が特徴で、オープン日は4月23日。

ミナ ペルホネンが白金台から代官山に引っ越しの画像を拡大

 新店舗は白金店と同様に「ミナ ペルホネン」のもの作りが反映され、日常に寄り添った心地良い空間を提供する。旧山手通りに面したエリアは床に革張りのタイルが敷き詰められ、天井には夜空に輝く星を刺繍で表現したテキスタイル「skyful」を使用。一方でヒルサイドパントリー側のエリアは矢羽柄のカーペットに、天井には銅板を使用するなど、対照的な内装となっている。モリソン小林による鉄製の植物が生えた什器や、皆川氏と陶芸家の安藤雅信氏の共作によるタイル、アンティーク家具がアクセントとなり、広々とした試着室にはジャカードを織る時に使用する紋紙が壁に張られた。店内では「ミナ ペルホネン」の最新コレクションのほか、ベルリン発の「Hut up」や日本の「アンティパスト(ANTIPAST)」といった国内外のブランドを取り扱う。
 代官山は皆川氏にとって馴染み深い場所で、服と同様に「素材を第一に、経年変化を楽しめるような店」を目指したという。今年は「2015毎日デザイン賞」と「第66回芸術選奨文部科学大臣新人賞」というデザイン・芸術分野で権威のある2つの賞に輝いた皆川氏だが「ファッションもインテリアも境界線を引かず同じ軸足で、自然な形でもの作りを続けていけたら」と話している。
■minä perhonen daikanyama 住所:東京都渋谷区 猿楽町18-12 HILLSIDE TERRACE G棟1F 電話:03 6826 3770 営業:12:00-20:00    旧山手通り側は第1・第3水曜定休、    ヒルサイドパントリー側は第2・第4水曜定休
■関連イベント「隣りに引っ越してきたミナ ペルホネンです。」 場所:代官山蔦屋書店 2号館1F ギャラリースペース 会期:4月20日(水)~5月8日(日) 問い合わせ:03ー3770ー2525
 5月1日(日)には皆川明のトークイベントが開催予定