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『エクス・マキナ』ポスター公開 美しい女性型ロボットに扮したアリシア・ヴィキャンデルの姿が

2016年04月22日 17:01  リアルサウンド

リアルサウンド

『エクス・マキナ』(C)Universal Pictures

 第88回アカデミー賞で視覚効果賞受賞を受賞した『エクス・マキナ』より、ポスタービジュアルが公開された。


参考:アカデミー賞視覚効果賞受賞『エクス・マキナ』日本公開へ アリシア・ヴィキャンデルがロボットに


 本作は、『28日後...』『わたしを離さないで』などの脚本を手掛けたアレックス・ガーランドの監督デビュー作。世界最大のインターネット会社“ブルーブック”のプログラマー・ケイレブが、社長ネイサンの別荘で、美しい女性型ロボット“エヴァ”に搭載された人工知能の実験に協力する模様を描く。キャストには、『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』のドーナル・グリーソン、『リリーのすべて』のアリシア・ヴィキャンデル、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のオスカー・アイザックらが名を連ねる。


 このたび公開されたポスタービジュアルには、“人間か、人工知能かーー”というコピーとともに、『リリーのすべて』で第88回アカデミー賞助演女優賞に輝いたヴィキャンデル演じる“エヴァ”が描かれている。


 メガホンを取ったガーランド監督は、「彼女はあらゆる意味で完璧でした。とても美しい女性であるだけでなく、とてつもない才能を持った女優であり、子どものころからバレエの訓練を受けていました。そのため、自分の体の動きを正確に制御することができるんです。歩き方から、手の動き、頭のほんの少し傾けるといった動作までもね」と、エヴァに必要な側面がヴィキャンデルに宿っていたと語る。


 エヴァの人工的な雰囲気を出すため、顔に白いメーキャップを施して撮影したオーディションビデオを送ったヴィキャンデル。それを見た製作チームは、エヴァ役は彼女しかいないと確信したという。「アレックスとふたりで独自のルールを作らなければなりませんでした。実在しないものを作り出すにはどうすればいい? ひとつの疑問に答えるたびに、新たな疑問が100個浮かぶんです」と、それまで実体験を基に役作りをしてきたヴィキャンデルは、エヴァを演じるのは困難だったと明かしている。


 製作を務めたアロン・ライヒは、「観客には、まずエヴァに驚いてほしいですね。エヴァが初めて登場するシーンでは、彼女もネイサン(オスカー・アイザック)も機械であることを決して隠そうとしません。とても美しく愛らしい女性の顔を持ったロボットです。ですから観客は、初めはテクノロジーとしての彼女に驚き、そして、次第に彼女の人間性に惹かれていくのです」と、見どころを語っている。(リアルサウンド編集部)