世界ラリー選手権(WRC)第4戦アルゼンチンは21日、コルドバの公道でSS1が行われ、ダニ・ソルド(ヒュンダイi20 WRC)とセバスチャン・オジエ(フォルクスワーゲン・ポロR WRC)が同タイムを記録して、初日トップにつけた。
前戦ラリー・メキシコから1カ月以上のインターバルを置いて開催される第4戦アルゼンチン。競技自体は未舗装路を走るグラベルイベントだが、現地木曜日のセレモニアルスタート後に行われた0.9マイル(約1.4キロ)のSS1は舗装路のターマックステージとして開催された。
このステージでソルドとオジエの両名は、このステージで1分29秒0の同タイムを記録した。0.1秒差の総合3番手にはオット・タナク(フォード・フィエスタRS WRC)がつけている。
総合4番手、5番手にはソルドのチームメイト、ティエリー・ヌービルとヘイデン・パッドンがつけているほか、プライベーターのロレンツォ・ベルテリ(フォード・フィエスタRS WRC)が好走をみせ、総合6番手につけた。
一方、オジエを除くフォルクスワーゲン勢は小さなミスがあり、アンドレアス・ミケルセンがトップと3.4秒差の総合11番手、ヤリ-マティ・ラトバラが3.8秒差の総合12番手だった。
現地時間22日には、SS2~9の7SSが行われる。