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日本発ランジェリーライン「アキコオガワ」がファッションとの着合わせ提案

2016年04月21日 22:32  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

2016年秋冬の展示会 Image by: FASHIONSNAP
デザイナーの小川彰子が手がける初のランジェリーライン「アキコ オガワ ランジェリー(AKIKO OGAWA. Lingerie)」が、2シーズン目となる2016年秋冬コレクションの展示会を都内で行った。昨年青山にオープンした「ラペルラ(LA PERLA)」をはじめとするインポートが主流のランジェリー市場で「メイドインジャパン」へのこだわりとファッションの土壌で培った知識と経験を強みに、新しいポジションを目指す。

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 小川はデザイナーとしてアパレルを手がけていく中で、かねてから商品企画で構想にあったランジェリーに着手。日本製の上質な素材で若々しいデザインのランジェリーを目指しブランドを立ち上げた。デザイナーならではの服作りのノウハウを取り入れ、素材から縫製まで国内生産にこだわった。昨今欧米では一枚レースのブラジャーが人気だが、日本人女性の視点をデザインに反映し、軽い着け心地はそのままに極力薄いパットを入れたモデルをラインナップするなどの工夫を施している。デザイナーの小川自身「ファッションピースとして取り入れてもらえたら」というように、"アウターと着合わせる"というファッションブランドならではの新しいコーディネートの形を提案。同時に展開する外着としても使えるルームウェアラインは、ランジェリーとの組合せを意識したデザインで、ランジェリーと同様のレースをあしらったカーディガンや、バックストラップをきれいに見せる背中のあいたカットソーなどを取り揃える。 デビューシーズンとなった2016年春夏コレクションは、百貨店を中心に展開しており、普段はインポートを購入する30代~40代の客層に支持を得て滑り出しは順調だという。価格帯は6,800~2万6,000円で、現在、4月26日まで伊勢丹新宿店3階でポップアップショップを開催している。今後「メイドインジャパン」を強みに、欧米や香港などのアジア圏にも展開を広げていく計画だ。
■期間限定店場所:伊勢丹新宿店 3階マ・ランジェリー会期:開催中~4月26日まで